高いパンしか残っていないパン屋を出る

白湯ばかり飲んで働いている

冬の空夕焼けた欅の美しい場所に作業しに来た

ストーブの上でアンパン焼いていたばあちゃん思い出して胸のあたりが痛い

ハンコ押す書類がたまり溜まって二月かよ

猫がそんなにも驚いた顔してズッコケながら逃げた朝だった

落ちた日が雨だった椿