身代わり申ぶら下がっている三月の軒先



庚申さんの日は確か七月。

身中にいる
虫が、自分の悪行を閻魔大王に報告しに体を抜け出す。

その日は夜通し起きて、虫が抜け出さないようにするのだとか。

そしてこの庚申さんのお守りとして有名なのが「身代わり申」

関連は良く知らない。

この句は、毎日、毎月、身代わり申を吊るしている家を見て

詠んだものです。

僕の身代わりにもなってくれないかな。