カワウソと魚人

自由律俳句、たまに定型俳句 気ままな俳句日記

2010年10月

十三夜

19時の空には月がいて十三夜




19時の空は丁度僕が帰る頃の空。

何故か句に詠んでしまう。




紅葉

紅葉せぬ楓こぼれてくる手帳




今年は暑かった夏の所為で、

紅葉が遅い。

と思う。

それとは関係ない話。

僕は手帳の間に、青々とした楓の葉を挟んでいる。

と言うだけの話。



秋日

秋日さす窓にそばの花の白いというニュース





何とも良い気候になってきた。

だけども、日中はまだまだ暑い気がする。

長野県に9月に旅行したのだけど、

市街の中に紫色の花がたくさん植えられていて、

ひょっとしたら、これがそばの花!?

なんて思っていたけど、

間違いである事がこのニュースで分ったのだ(爆)




初秋

初秋の麦わら帽子ふわっと飛んだよ




丁度8月の頃の句で、海紅10月号に投句した句。

家から駅に向かうメインストリートは商店街で、人の往来が多い。

自転車で走っていた小母さんの、被っていた麦わら帽子が、

僕の目の前でふわっと飛んでいった。

僕はそれを拾って、小母さんに渡した。



霧の夜や夢のごとくに家に帰る




僕がいつも見る夢はモノトーンの白黒の夢だ。

霧の中を歩いた事があって、ほんと目の前がモノトーンの世界になる。

霧の夜のヘッドライトになにか憑く  渋谷

なんて句も昨年作ったな。



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