カワウソと魚人

自由律俳句、たまに定型俳句 気ままな俳句日記

風花

風花がこころに引っ掛かっている




ここ二三日寒い。

昨日だか、車で神戸の北のさらに奥に仕事で行っていた。

その帰り、一片風花が舞った。

気がした...


春の雨 2

春の雨異人の群れは地下の街




最近、雨ばかり続いている。

靴の中は大惨事となっている方、多いのではないか。

僕もジワっと滲みる事が何回かあった。

この句も雨降る街の話。

僕の日ごろの主戦場は神戸市内なのだ。

神戸の三宮には「サンチカ」という地下街がある。

雨を避けようとその「サンチカ」から元町へ地下のルートを進んでいたら。

外人部隊に囲まれてしまった。

と言う話だ...

春の嵐

春嵐阿鼻叫喚の通風孔




先週末の旅行の一幕。

この日は列島を春の嵐が吹き荒れていた。

僕の居た瀬戸内の島では、夜から朝にかけて暴風だった。

僕の寝間はベッドで、窓際。

丁度壁の上に通風孔があり。

そこからの音の煩い事。

ビュー、ビューと鳴り止まない。

音量も半端でなかった。

お蔭で、見事に寝れなかった。

そして翌日は黄砂だ...

シャボン玉

シャボン玉子ども冬帽深くかぶり




2月に作った句です。

僕の家の隣かその上か、若いご家族が住んでいる。

時折、お母さんと息子さんが遊んでいる場面に出くわす。

この日はシャボン玉を楽しんでいた。

ちょっと寒い日だった。

冬帽をかぶりひたすらシャボン玉を飛ばす子ども。

その一心不乱ぶりが、なかなか面白かった。

亀鳴く

亀鳴くを待ちわびてなお亀を見る




文学の森「め~る一行詩」にて、

この僕の句が、ありがたい事に2月の秀逸を戴いた。

「亀鳴く」が季語だが、実際に亀は鳴かない。

「亀鳴く」といえば高浜虚子の

亀鳴くや皆愚かなる村のもの

という句が印象的...

僕の句は、ただ「何かを期待している」というだけの句です。

でも、個人的には気に入っている。

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